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テキストマイニングで読み解く経済ニュース番組の報道傾向(WBS編)


目次[非表示]

  1. 50日分のコーナー見出しからキーワードを抽出
    1. 頻出「名詞」上位は?
    2. 頻出「動詞」トップ5
      1. 第5位:「認める」
      2. 第4位:「広がる」
      3. 第3位:「続く」
      4. 第2位:「変わる」
      5. 第1位は・・・
  2. 全体要素からは何が読み取れるか

テレビ東京の経済ニュース番組「ワールドビジネスサテライト(WBS)」では、日々どのようなキーワードでニュースが作られているのでしょうか。

番組を見ているだけでは、なかなか客観的な傾向は掴み辛いもの。そこで番組の放送内容などから番組の傾向を探っていきたいと思います。

今回は2019年の初回放送となる1月4日から3月15日までに放映された、50日分の番組データをピックアップしその傾向を分析していきます。分析には公式サイトなどで公開されているテキストデータなどを活用し、UserLocal社のテキストマイニングツールを利用します。

50日分のコーナー見出しからキーワードを抽出

まずはTVの番組データからトピック(見出し)データのみを抽出し、ワードクラウド化して分析してみました。

※ユーザーローカル テキストマイニングツール( https://textmining.userlocal.jp/ )による分析

上記図はユーザローカル社独自のスコアリングを元に分類したもので、青色が名詞、赤色が動詞、緑色が形容詞を表しています。

頻出「名詞」上位は?

使われている名詞で最も多かったのは、毎日定期で扱うコーナー名の「トレンドたまご」(51回)で、ついで「中国」(37回)「アメリカ」(34回)と続きました。

4位以降には「ゴーン」「日産」「ルノー」などカルロス・ゴーン氏関連の情報が多かったことが分かります。

頻出「動詞」トップ5

続いて使われている動詞のランキングを見ていきます。

第5位:「認める」

動詞の使用率第5位は「認める」がランクインしました。

東京地裁 3回目にして… ゴーン前会長の保釈認める
実質賃金マイナス認める 統計不正問題で厚労大臣
パイオニア臨時株主総会 ファンド傘下入りを承認

などカルロス・ゴーン氏のニュースで「認める」という動詞が多く使われています。


第4位:「広がる」

一時2万1,000円割れ 世界的な景気悪化懸念広がる
医療分野で注目! 開発広がる“治療・診断アプリ”
2人に1人ががんに… 広がる「治療と仕事の両立」支援

など市場に商品・サービスが広がっていくニュースで使われています。

第3位:「続く」

3位には「続く」が入りましたが、これは2019年2月21日に発生した震度6弱の北海道地震において、気象庁が「地震活動が当分続く」と発表したことを受けてのニュースでした。

第2位:「変わる」

過疎の町が変わる!? インド企業の町おこしとは
イノベンチャーズ列伝 「見る」が変わる
驚きの新素材 化粧が変わる!? 夢の「人工皮膚」
“デジタルファースト法案”で… 日本の「はんこ文化」が変わる!?
AI搭載で変わる!? 最新鋭マッサージ機の実力は

2位には「変わる」というまさにニュース的なワードがランクインしています。消費行動の変化やテクノロジーによる社会の変化といった内容は、ニュース価値が高い情報となります。

メディアなどへ訴求する際も「商品・サービスで世界がどう変わるのか」を訴求することが重要となるでしょう。

第1位は・・・

出てくる動詞の中で最も多かったのが「相次ぐ」というワードで、計12回使われていました。

相次ぐリニューアル 百貨店メンズ館で“脱スーツ”!?
飲酒問題相次ぐJAL “替え玉検査”が発覚
ベア前年割れ相次ぐ
カップヌードルなど値上げ

相次ぐ“バイトテロ”炎上動画 

女性議員が相次ぎ出馬

これは話題となった「バイトテロ」の止まらない連鎖や各社食品メーカーの値上げなどの動向を表現したもので、世の中全体の動きを表したワードとなっています。

全体要素からは何が読み取れるか

次に見出しだけではなく番組内容やテロップなどもテキスト化し、テキストマイニングにかけてみました。結果はどうなるでしょうか。

集計した結果、番組内で最も多く表現されている言葉は「発表」でした。このことから企業が発表した情報をベースに番組が作られていることがわかります。

またこの期間は、ルノーや日産が取り上げられた回数が多いことが分かります。

ワールドビジネスサテライト

ワールドビジネスサテライトなどの経済番組の露出を狙う際は、「今、世の中がどのように動き社会環境が変化しているか、そしてそれが人々にどのような影響をもたらすのか」という部分を強調すると、より刺さりやすくなるかと思います。

また大きなトレンドだけでなく、「トレンドたまご」のような小さな動きを取り上げるコーナーもありますので、柔軟に訴求方法を変えてアプローチするのが良いかと思います。

「トレンドたまご」の狙い方は過去の記事も参考にしてください。

【トレたま】中小企業がWBSに取り上げてもらうための3つのポイント

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