Twitterで話題になりやすい新聞社のニュースサイトはどこか?
各新聞社も紙だけでなく、自社ニュースサイトを持っており、Twitterなどを駆使してアクセス数アップを狙っています。
全国紙の中でどのニュースサイトが最も話題になっているか、読売新聞・朝日新聞・日経新聞・毎日新聞・産経新聞の5紙を対象として、2018年7月から9月までの3ヶ月間のTwitterの口コミデータを調べてみました。
※nikkei.comなどのメディア独自のURLを元に集計(短縮URLでの書き込みは含まず)。口コミ分析ツールブームリサーチを利用し、対象3ヶ月間のTwitter10%サンプリングデータを10倍し1ヶ月分の平均口コミ数を算出。
Twitter上で最も話題になっているのは朝日新聞デジタル
期間中最も口コミが生じた新聞社のWEBメディアは「朝日新聞デジタル」でした。
朝日新聞は他社に先駆け、ソーシャルメディア分析ツールのクリムゾンヘキサゴンを導入し記事に活用するなど、デジタル対応にも力を入れているようです。
また社内でも独自の分析ツール「hotaru」を導入し、リアルタイムで記事のPDCAを回しているそうです。
一方最近の週刊ダイヤモンドでは、こうした朝日新聞からのデジタル人材の流出が止まらないという記事も発表されました。
朝日新聞から次々流出!新旧メディアの人材流動化マップ
https://diamond.jp/articles/-/183327
アグリゲーションメディアへのニュース提供戦略は
各新聞社のWEBメディアがどのアグリゲーションメディアへ記事提供しているかをまとめると、朝日新聞・産経新聞・読売新聞は主要メディアに記事提供している一方、毎日新聞はライブドアニュースには提供しておらず、日経新聞にいたっては一切外部サイトへ自社記事を配信していないことが分かります。
新聞で取り上げられた後のWEBでの口コミ効果も要検証
新聞などに記事掲載された際、一般的には新聞の部数や広告換算値を元に成果を数値することが多いと思います。そうしたデータと合わせて、Twitterなどの口コミ数なども計測し、広報効果を検証していくのもおすすめです。