【トレたま】北村まあさアナを狙った広報戦略と消毒液のモノマネ
本日2016年4月4日より、テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」の新商品紹介コーナー『トレンドたまご(トレたま)』のアナウンサーが大澤亜季子さんに代わり、新たに月~水担当として、北村まあさアナが就任しました。
北村まあさ(生島企画室所属)
トレたまの報道傾向
トレたまに取り上げてもらう戦略に関しては、以前放映傾向を分析した記事を掲載しました。
その中でのマニアックな狙い方として、トレたまアナウンサー個人の趣味・特長を狙う方法を記載しました。大澤アナは犬とゴルフを狙うという内容でした。
では実際にそのテーマが2年間で、どれくらい報道されたか検証してみましょう。
2014年4月:犬用熱中症チェッカー(大澤アナ取材)
2015年3月:デジタル番犬(大澤アナ取材)
2015年8月:ディスコ・ドッグ(大澤アナ担当・取材はNY支局 進藤アナ)
2015年10月:おやつボール(大澤アナ取材)
2016年3月:未来の救助犬(相内アナ取材)
※「未来の救助犬」に関しては、2016年3月10日・11日が木金であり曜日担当の結果だと思われます。3月10月が月~水であれば大澤アナが取材していたはずです。
ちなみに2017年の3月11日は土曜日ですので、来年3月9日・10日の「復興トレたま」は再度相内アナの担当となるでしょう。
犬ネタ掲載率は1%
トレたまは年間約250回放送しています。2年間で約500回。
その中の5回で犬をテーマに取り上げているのですから、この2年間の犬ネタ掲載確率は1%。
一見低いと思われるかもしれませんが、日本全国誰もが狙っている「トレたま」です。
その中で1%という数字は、戦略的に狙っていっても良い高確率であるのではないでしょうか。
しかし今回、大澤アナが異動となってしまったので、トレたまが犬ネタを取り上げる確率は1%よりも低くなることが想定されます。
4月からのトレたま攻略
さて、このような報道傾向から分かるように、トレたま担当アナの趣味趣向で番組を攻めるというのは一つの手であります。
これは単に画が撮りやすいということだけではなく、取材先でどれだけ相手(取材先)のコメントが引き出せるか、というディレクター的目線要素でもあるわけです。
今やプレスリリースで一瞬にして情報が拡散し、企業発信情報もコモディティ化してしまう世の中です。取材側としては他社には引き出せない開発者のコメント、想い、ストーリー、涙、感動、画etcが欲しいわけです。
番組プロデューサーの野口雄史氏は、北村まあさアナの評価として、
自然と周りを笑顔にさせる、そんな才能を持っていて、テレビのインタビューなどに慣れていない企業の方から、自然なコメントを引き出せるのではないかと期待しています。
と語っています。
そうした流れを踏まえ、新担当となった北村まあささんが取材する企業には、どのような傾向が見いだせるでしょうか。
世の中にはアナウンサーマニアというものがいるようで、既に北村アナを深掘りした記事がありました。この内容から個人の趣向と、今後のトレたまの傾向を予想してみましょう。
北村さんの趣味とその対策
1.10年間バレーボールを経験
→球体、球技、スポーツ系企業は狙い目?
反射神経的な画が撮れる。
AIやロボット対人間的な画も面白い(4000回SPで銀賞受賞の「勝手に入るゴミ箱」など親和性高。)
2.お酒が好き
→酒造メーカー、ゼロアルコール飲料等は狙い目?
お酒好きのコメント、実際に飲んでもらってのコメントが期待できる
2016年度は大手酒造メーカーの新商品で何か一つくらいは取り上げられるのではないでしょうか。
アルコール飲料メーカーであれば「マイナスアルコール飲料」なんてのを出しても面白いですし、その際は北村アナに味を取材してもらいたいです。
3.どこでも眠れる
→睡眠関連企業(脳波、睡眠、fMRIなど医療装置系など)は狙い目?
ライフログ系企業、脳ログ系企業は睡眠の質を改善するネタで売り込んでも面白いかと思います。
4.アート
→伯父さんがモザイクアート作家らしいです。
アートとデジタルの融合ネタ、チームラボ的な企業は有利?
5.歌が得意
→カラオケグッズ。音痴改善アプリ。などなど歌わる画は面白いかもしれません。
以上、4月からのトレたま新体制に期待です。