特定のツイートにいいねしたユーザーを抽出する方法【v2】
先日公開された新しいTwitter APIのv2では、特定のツイートにいいねしたユーザーの情報や、あるユーザーがいいねした投稿データを抽出することができるようになりました。
今回はこちらのAPIでデータを取得する下記2つの方法を解説していきます。
機能 |
エンドポイント |
|
Users who have liked a Tweet |
特定のツイートにいいねしたユーザーを抽出 |
/2/tweets/:id/liking_users |
Tweets liked by a user |
特定のユーザーがいいねした |
/2/users/:id/liked_tweets |
なおv2は無料な一方で取得できるデータが限られていたりするため、投稿データを完全取得する際は下記などのプレミアムAPIをご参照ください。
特定の投稿にいいねしたユーザーを抽出する
今回のデータ取得の対象は下記投稿を例に取り上げてみます。
この安倍元首相の投稿には現在15万件以上のいいねがついています。このいいね情報を取得するには、Twitter上では下記のいいねの場所をクリックすると取得することができます。
今回はこの情報をAPIで取ってきます。
APIを叩く
取得できるデータ
実際に取得できるデータは下記となります。
locationなどにユーザーが設定した地理情報が含まれているため、ここからいいねしたユーザーの地理分布などを分析できそうです。
しかしこのAPIは取得できるデータがMAX100件(なぜか調子が悪いと100件未満となる)となっているため、今回はいいねしたユーザーのdescription(自己紹介)をワードクラウドにしてみたいと思います。
自己紹介文をワードクラウド化
上記情報に加え地理情報などを見てみても、台湾からいいねされている傾向が強いことが分かります。
MAX100件ということで、何に使えば良いのか分かりませんが、以上が特定の投稿にいいねしたユーザーの情報を取得する方法でした。
次回は、特定のユーザーがいいねした投稿を抽出する方法を解説します。
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