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若冲展ブームのキャズム越えはどこで起きたのか
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若冲展ブームのキャズム越えはどこで起きたのか

空前の大ブームとなった伊藤若冲展の人気を。テレビの集客効果や世代特性などから解説します。

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若冲展ブームのキャズム越えはどこで起きたのか

2016-05-13 08:40

今や平日でも3時間待ちが当たり前。東京都美術館で現在開催されている伊藤若冲展が空前の大ブームとなっています。

実際に誰が並んでいるのか

この展示会のメインターゲットは、リタイア後の65歳以降の団塊世代夫婦、もしくは非常勤雇用や専業主婦の中高年女性友達グループといえるでしょう。

しかし、美術に関してはマジョリティ層がとりわけ多い気がします。つまり「若冲を見たい人」ではなく「なんか凄いものを見たい」人たちです。

NHKスペシャルが起爆剤!?

展示スタート4月22日の翌々日、NHKで特番が組まれます(NHKは主催者)。

その結果、検索ワードが約4倍に膨れ上がります。

美の巨人たちが後押し

ゴールデンウィーク中の4月30日、テレビ東京の「美の巨人たち」で取り上げられた結果、5月2日には初の待ち時間100分を超え、同時に10営業日にして、来場者数10万人を突破しました。

若冲ブームのまとめ

  1. 300年に一度、31日しかないという希少性
  2. 団塊世代の右ならえ気質とエスコート消費
  3. NHKなどマスメディアによる認知拡大とお墨付き感
  4. 休館日による焦らし効果
  5. 混雑しているという社会的証明
  6. 「一旦並んだからには」というコミットメントと一貫性