総務省の調査データからニュースメディアへの接触実態を可視化する
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総務省が毎年行っている『情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査』より、2021年8月に発表された最新数値を元に、ニュースメディアへの接触動向を可視化していきたいと思います。
※調査結果のまとめはページ下部に記載のリンクからダッシュボードを閲覧することができます。
2021年、LINEニュースが紙の新聞を抜く
「あなたは、紙やネットを問わず次のようなかたちでニュース記事を読んでいますか。」という設問では、2021年に「LINE NEWSなどソーシャルメディアを運営する企業が提供するニュース配信サービス」が46.9%と、「通常の紙の新聞」43.7%を初めて上回る結果となりました。
最も接触しているニュースメディア
ヤフーなどのポータルサイトが過半数に迫る
紙の新聞を見ている人が毎年減少するなかで、毎年コンスタントに伸ばしているのが「Yahoo!ニュース、Googleニュースなどポータルサイトが提供するニュース配信サービス」で、最も利用するメディアとしては44.9%と過半数に迫る結果となっています。
利用しているSNSサービス
10代~30代では男女共にYou TubeがLINEを抜いてTOPに
利用しているWEBサービスでは、10代から30代までの男女共にYou TubeがLINEを抜いてTOPになっています。
You Tubeの最も利用率の高い世代は、女性20代が93.3%、男性20代が94.5%と高い結果となっています。
全面広告のタイミングを裏付けるYou Tubeの高い数字
先日、日経新聞にジャルジャルを起用した全面広告を出稿して話題となりましたが、こうしたYou Tubeの高い利用率を見ると、広告への自信の裏付けも理解できます。
ちなみに広告では45歳~64歳の75%がユーザーと記載されていましたが、総務省の調査からも似たような数値となります。
過去6年間の40代50代のYou Tube利用率(スマホ経由)
男女共に50代利用率の伸びが凄いです。
以上、総務省データから見たメディア接触データの解説でした。
今回のデータは下記ページでも確認いただけます。
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